JRPGならお任せのイメージエポック。週刊ファミ通評価はゴールド!
イメージエポックは、新たに日本のRPGを背負うと公言している会社である。その自信作である第1弾は「最後の約束の物語」。これも結構な数が売れてヒットした。
イメージエポック自体は、2004年に成立した若いゲームメーカーであり、ルミナスアーク、セブンズドラゴン、アークライズファンタジアなどの上質なRPG作品を手がけていくことで、近年には会社の知名度も向上してきている。
そして、様々なRPGを意欲的に開発していることも発表している。その作品の一つで、JRPG第2弾が「ブラック★ロックシューターTHE GAME」であり、8月25日に発売されたばかり。機種はPSP。価格は6,279円(税込)。今回は、「ブラック★ロックシューターTHE GAME」の魅力を紹介しよう。
ブラック★ロックシューターTHE GAME物語と戦闘アクションがシンプルにほどよいバランスで組み合わせられた作品といえる。最後の約束の物語と比べれば、物語そのものは短い。だが、テンポの良さは今作の方が充実しているといえる。時間がなくて、中々RPGに手を出せない社会人にも、お手軽にプレイできるためにお勧めだ。どんなゲームかはPVがあるので見て欲しい。
ブラック★ロックシューター THE GAME(PSP) / OPアニメ
ロックとついている通り、BGMはロック調になっている。日本のRPG(JRPG)の雰囲気よりは、SFのRPGに近いといえる。実際、JRPGそのものに中世ファンタジーのイメージが強いためにそう思えるだけかもしれない。
ただ、これがJRPGといえる要素は色々ある。例えばOPからして日本のアニメとしか思えない完成度。主人公も少女。では、次はティザームービーを見て欲しい。
人類最後の希望BRS物語はBRSの謎を解くことで進行していくわけだが、イメージエポックならではの上質な物語がプレイ意欲をそそる。また様々な声優によるキャラクターの台詞が上手に物語を引き立てている。この辺りはさすがイメージエポックといえる。
キャラクターゲーム?ただのキャラクターゲームなのか。この辺りの評価は分かれるかもしれないが、世界観やシステムが作られている印象があるために、キャラクターゲームというだけの評価はもったいない。しっかりとしたJRPGとしての評価にも値するだろう。
アニメのように進んでいくスピーディーな物語展開をどう受け止めるか。やり込み要素を含めて12時間という平均プレイ時間なのだが、面白ければ短いと感じるプレイヤーは多いはずだ。
今作の週刊ファミ通のクロスレビュー評価は33点と好評。物語と戦闘システムを評価しているコメントが目立つ。ただ、寄り道的な要素が少ないというコメントもある。
イメージエポックのJRPGブランド第2弾ということで、発売前から期待は高い。それに応えられる内容には仕上がっているのでお勧めしたい。
詳細ページ
[PR]