「ゲーム機のインターフェイスは3D空間での操作に最適なよう設計されている」と関係者は語る。今回、米国から救いの手を差し出された対福島原発事故の遠隔操作ロボットは、なんとゲームコントローラでの操作が可能なようだ。
FNNニュースが報じた所によると、遠隔操作のロボット「タロン」はキネティック社が開発し、世界で3000台の稼働実績があり。イラク戦争では爆弾処理の任務もこなした。操作はXbox360のコントローラーでも可能となっており、現在、同社は東京電力や現場の作業員に使用方法を指導しているとのこと。
一方で事情通は複雑な心境を語る。「ロボットが二足歩行をした、踊った、姿が人間そっくりだ・・・などといって喜んでいた日本の工学は一体何だったのか。昨年末の豪雪被害、そして今回の震災と、彼らは何の役にも立っていない。次世代の技術開発の指針が必要なのではないか」
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