ヴィンセントの人生は寝ても、冷めても、修羅場の連続!
二人の美女がさえない冴えない中年サラリーマンのヴィンセントを巡る大人の恋愛劇が注目されているアトラスの新規作品「キャサリン」は2月17日に発売予定。対応機種はPS3,Xbox360。価格は7,329円。ジャンルはアクション・アドベンチャー・ホラー。今回は発売直前のPVと実はもう一つの見どころである悪夢パートを紹介しよう。
キャサリン最初の二つのPVでどのような物語かの雰囲気は掴める。察しの通り、ヴィンセントは二人の美女(キャサリン)を巡って、壮絶な大人の恋愛劇に苦しめられることになる。ヴィンセントの自業自得であるので同情はしにくいかもしれない。また洋画劇場のようなスタイルでまとめているのも面白い。
キャサリン Catherine - PV 05 キャサリン Catherine - PV 06 しかし、実はキャサリンはアドベンチャーゲームだけではない。実はヴィンセントが寝ると見る、悪夢がもう一つの物語の鍵を握る。しかも、悪夢なのに死んだらそこでゲームオーバーという。二度と目覚めないという恐ろしい悪夢の中で生きのこるのはもちろん、プレイヤーの腕次第だ。
この辺りの脱出は、アクションパート(パズルゲームに近い)になっており、難易度的にはアトラスシリーズ作品を引き継いでいるかのように難しいようだ。では、アクションパートのPVを見て欲しい。
『キャサリン』 PV4 アクションパートは物語が進むに連れて難しくなる。修羅場の展開が予想される物語の続きを見たいなら、死なないように上っていくしかない。体験版をプレイした感想だが、アドベンチャーパート-とアクションパートを良い意味で混合させた面白い作品に仕上がっている。
アクションパートをクリアすることで、専用ステージ、腕試しや対戦できる様々な各種モードが解禁されて、オンラインでは、他のプレイヤーが「ある選択肢」を、どう答えたのか確認が可能など、オンラインならではの楽しみも入っている。
Point of view
すでに物語からエンディングではどのような結末が待っているかは大体予想できるのではないだろうか。但し、アトラスのペルソナ開発チームのことだ。あっと驚くような真のエンディングが隠されているかも知れない。ペルソナシリーズをプレイしてきた筆者はそう期待している。良い意味で予想を裏切る何かをアトラスはきっと用意してくれているに違いない。
お終いに週刊ファミ通のクロスレビュー評価も触れておこう。キャサリンは新作でありながらも「35点」という高い評価を出している。
どのレビューも物語が魅力的なことを褒めていた。後、アクションパートが中盤以降は難しくなってることと、また一度見たムービーを鑑賞できるモードが欲しかったと、この辺りが気になった点だ。
シリーズの新作でなく、しかもアトラスの得意なRPGでもない。時期的にゲームソフトが数多く発売される時期であるためにゲーム業界にとってはまさに死闘と呼べる季節だ。
その中に投入されたのがペルソナシリーズではなく「キャサリン」だということで、ユーザーがどのように評価するかをとても楽しみにしている。
詳細ページ
[PR]