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2010年 クソゲ-オブザイヤー「ラストリベリオン」に決定

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2010年 クソゲ-オブザイヤー「ラストリベリオン」に決定

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クソゲーオブザイヤー

どんな困難もレベルを上げて物理で殴れば良い!
2010年で発売された家庭用ゲーム機ソフトから、クソゲーを決めるという2CH、ゲーム版の毎年恒例企画が「クソゲ-オブザイヤー(KOTY)」である。今年の受賞作品は、日本一ソフトウェアの「ラストリベリオン」に決定したのだが、一年間、このKOTYをスレを覗いてきた筆者は、今年がクソゲー的には不作の年だったという認識がある。

ただし、これは家庭用ゲーム機版の話である。大賞がどのような理由で賞を受賞したかは後にして、まずはこの辺りから説明しよう。

家庭用ゲーム機とは

いわゆる家庭用ゲーム機に属しているゲームなのだが、細かくいうと、PCゲーム、DS、PSPなどの携帯用ゲーム機以外のソフトとなり、今なら主流の、Wii、Xbox360、PS3のソフトということになる。

板では良くあることだが、FF14の出来が悪かったので、今年のKOTYにしようというレスがつく。しかし、FF14はパソコンゲームであり、PS3版は未発売ということで、審査の対象にはなっていない。また2010年に発売されたソフトが対象なのも重要だ。

ここでもう一つ知って欲しいのが,携帯ゲーム機版のKOTYも存在しているということだ。こちらは大混戦なので、まだまだ大賞がどのゲームに選ばれるかは定かではない。ある二つのゲームにまで絞られているのだが、豊作の年だったようで、非常に見解が分かれてるようだ。

このようにKOTYは家庭用ゲーム機版と携帯ゲーム機版とは大いに事情が異なる結果となっているのが今年(2010)の特徴だ。それは冒険できるか、冒険できないかになってくる。

クソゲーが生み出される一つの原因としては,ゲームメーカーの冒険が上げられる。2010年を見る限りでは,家庭用ゲーム機ではあまりそのようなゲームが見られないということだ。これは開発費が高騰していることもあり、安易な新作を出しにくい状態となっているいえよう。

クソゲーが出ないということは喜ばしいことであるが、新しい世界を開拓するという意味では寂しさも付きまとう。そして、時代の主流がどこにあるかも如実にうかがわせる。明らかに携帯ゲーム機の方が冒険をしているということだ。

特にDSは参入メーカーが増えて、様々なゲームソフトが発売されることにより、冒険が増えたといってもいい。クソゲーオブザイヤーは見方によって様々なプレイヤー視点で見ることができるので興味深い。

この辺りをまず読んで頂いてラストリベリオンの受賞理由を紹介していきたい。ラストリベリオンのところだけを抜いている。

ラストリベリオン受賞理由
日本一ソフトウェア渾身のPS3専用RPG『ラストリベリオン』(通称「スベリオン」)。直訳で「最後の反逆」というタイトルに恥じない果敢なチャレンジ精神は、一部のマニアに絶賛された。

まず戦闘面であるが、HPの成長はレベルが上がるごとに前代未聞の指数関数曲線を描き、物理攻撃にいたっては「レベルを3上げたらダメージが3倍になる」というサイヤ人仕様。

むろん、このインフレの前では、メーカーが謳う斬新な戦闘システムや「火、氷、風、(中略)、銀、銅、アダマン」等の多彩(過ぎて理解不能)な属性魔法も全く意味をなさない。

雑魚敵からラスボス、裏ボスにいたるまで装備や魔法で工夫する余地はほとんど存在せず、攻略スレではどんな質問も「レベルを上げて物理で殴れ」の一言で解決する異常事態となった。

かつて物理学者アインシュタインは「物事は全て、出来る限り単純にすべきだ」という言葉を残したが、【 レベルを上げて物理で殴ればいい 】の一言に集約されるこのゲームの戦闘はまさに真理を体現していると言えよう。

他方、戦闘以外の面でも前衛的な試みが随所に散りばめられている。手始めに、フィールド上では敵シンボルから超高速でどこまでも追いかけられ、どう見ても2キャラ分は離れた状態から、初代スト2版ザンギエフ並の理不尽な吸い込みによって強制的に戦闘に突入する。

画面右上に表示されたミニマップは高低差も地名もほとんど読み取れず、冒険の手探り感をたくみに演出している。

参考までに、本作の平均クリア時間はRPGとしては異例に短い13時間ほどだが、このうち3時間は迷子になる前提である。
会話場面はフル音声であるが、なぜか全編英語であり、日本語化対応は字幕のみ。紙芝居のごとく動かないイラストに乗せて、リスニング教材さながらの三文芝居を延々と聞かされる

BGMが蚊の鳴くような極小音量に設定されているのも、「学習に集中できるように」という温かい心配りであろう。

肝心のシナリオはと言うと、「登場人物をどう数えても10人前後にしかならない」という驚異的なスケールの小ささが光る。
何やら国家存亡の危機が起きていることが何度も説明されているが、町内会にも満たない人数では何の説得力もなく、そもそもゲーム中には「国」はおろか、普通の人間が生活している痕跡が何一つ描写されていない。

話の根幹が全く練られていない一方で裏設定と思しき固有名詞は異常に多く、中学生の黒歴史ノートとよく似た臭いが漂っている。

なお、全編英語にした甲斐もなく、海外大手レビューサイトでは「存在する必要がまるでない」とバッサリ切り捨てられており、日本一ソフトウェア米国法人の社長から、「発売してしまって本当に申し訳ない」という衝撃的な発言が飛び出す一幕もあった。反逆の行方はあえなく玉砕と相成ったと見るべきだろう。

このラストリベリオンが投稿されたのが2月ぐらいだったと思うのだが、日本一ソフトウェアは2008年「奈落」2009年DLCで「Let's 全力ヒッチハイク!!!」という凄いクソゲーを出していたこともあり、スレの住人では名は知られていた。まさに日本一ソフトウェアから送られてきた新たな刺客というべき存在が「ラストリベリオン」だった。

スレの住人もまさか、これがKOTYになるとは夢にも思っていなく、これを基準にして様々なゲームの審査を続けていた。しかし、海外レビューサイトから,存在そのものが否定され、日本一ソフトウェアの米国法人社長には、発売して申し訳ないといわれてしまい,インパクトはそれなりに高かった。

しかも、その頃、日本一ソフトウェアの株価は3万以下と、まさに倒産の危機まで騒がれていた。そんな時期に投入されたPS3での期待のRPGが「ラストリベリオン」だった。日本一ソフトウェアの渾身作のはずだったのに評価はボロボロということで、ラストリベリオンがトドメを刺すんじゃないかとまでいわれたほどだ。

大賞に至る真の理由「一つも褒めるべきところがない」
2010年。00年代を終えた、この節目の年に見事KOTYを勝ち取ったゲーム……それは、『ラストリベリオン』である。本作は「一つも褒めるところがない」という、KOTY史上でも類を見ない特質を持っており、これが受賞の決定打となった。

他にもクソゲーオブザイヤーの候補は上がったわけだが、最後に評価されたのは「一つも褒めるところがない」ということが後押しとなったようだ。

実際、このラストリベリオンが全てのゲームと比べて飛び抜けてクソゲーというわけではない。むしろ、これが2009年、2008年の時代に投入されていたら、次点にすら選ばれなかったかもしれない。

今年は不作であったために、一時は大賞はなしという案もスレには出ていた。こうして大賞が決まったわけだが、不作だったことでも目立ってしまったともいえる。

以上が2010年のKOTY家庭用ゲーム機の紹介を終える。もう一つ携帯用ゲーム機は混戦なので、いつになるかはまだわからない。だが、決まり次第、またお知らせしよう。

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