今、シドニーやパリなど世界の都市で、木造の中高層ビルが次々と建ち始めています。日本は世界最古の木造建築をもつ「木の国」でありながら、戦後は大火や戦災の経験から、都市の大きな建築から木造が姿を消し、鉄やコンクリートの街がつくられてきました。しかし近年、新たな木質材料、耐震・防耐火技術、法整備により、木で大きな建物をつくることが再び可能になってきました。建設時のCO2排出削減や森林資源の循環利用といった脱炭素の流れも、世界的に木造化を後押ししています。
本講座では、都市から木造建築が消えた歴史と、復活を支える技術を学び、シドニーやパリの木造オフィス、国内の木造高層ビルやマンションなどの事例を紹介します。また、講師自らが設計に関わった木造建築の実例や、オーストラリア、インドネシア、フランスなど現地で調査した写真とともに、専門知識がなくても分かりやすく説明します。「なぜ木造は一度消え、なぜ戻ってきたのか」という歴史と社会の視点から木造建築をとらえ、これからの街と暮らしのあり方を受講者の皆さんと一緒に考えます。
※2027年2月13日(土)の対面講座と、オンデマンド配信{配信期間:2027年2月26日(金)~3月11日(木)}でご受講いただけます。対面講座に参加できない方もぜひお申込みください。
●会場 芝浦工業大学 豊洲キャンパス(東京都江東区豊洲)
●日程 2027年2月13日(土)※オンデマンドは、2月26日(金)~3月11日(木)まで視聴可能
●時刻 10:00~12:00
●受講料 2,000円
●定員 50名(先着)
●対象 一般(高校生以上)
●申込締切 1月21日(木)
●講師プロフィール
講師:山代 悟(芝浦工業大学建築学部教授)
学歴・職歴
・1993年 東京大学工学部建築学科卒業、1995年 同大学院修士課程修了。博士(工学)
・1995〜2002年 槇総合計画事務所
・2002年 設計事務所ビルディングランドスケープを共同設立、現在も共同主宰
・2002〜2009年 東京大学にて教育・研究に従事
・現在 芝浦工業大学 建築学部 教授、SIT総合研究所 サステナブル建築工学センター 代表
所属学会・所属団体
・日本建築学会
・公益財団法人 日本住宅・木材技術センター 理事
活動歴
・中大規模木造(都市木造)の設計・研究に取り組み、芝浦工業大学テクノプラザⅣ、都市木造マンション「リブウッド大阪城」などを設計
・オーストラリア、ニュージーランド、韓国、中国、インドネシア、フランスなど各国で都市木造の調査・交流を重ね、専門誌やnoteで発信
・「SIT都市木造フェス」を主催。大学院では「都市木造スタジオ」を担当
研究室URL:https://www.arch.shibaura-it.ac.jp/pdl
●講師からのメッセージ
身近な素材である「木」が、いま都市の姿や地球環境の未来を大きく変えようとしています。本講座を通じて、街で見かける建物を新しい目で眺められるようになり、木材や森林、気候変動の問題を自分ごととして考えるきっかけにしていただければ幸いです。専門知識は不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。
●申し込みについての確認事項
「公開講座について」https://www.shibaura-it.ac.jp/visitor/public/extensions/application.html
を必ずお読みになってからお申し込みください。
●お申込みはこちら
https://www.shibaura-it.ac.jp/about/extensions/detail/26b301.html
●芝浦工業大学公開講座パンフレットはこちら
https://surl.jp/UAuLu4NU