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出版情報登録センターのBooksがより便利な機能を搭載

2022年1月20日　一般社団法人日本出版インフラセンター

         
プレスリリース提供元:ValuePress!

一般社団法人日本出版インフラセンター運営の本の総合カタログサイト「Books（https://books.or.jp）」では、紙の書籍・電子書籍・オンデマンド・オーディオブックをそれぞれ関連付けた表示が開始されます。これを掲載することで、読者は読みたい本が出版形態を問わず探し出せるようになり、市場で入手が可能かどうかを判断する目安になります。

一般社団法人日本出版インフラセンター（東京都千代田区　代表理事 相賀昌宏）は、2022年1月20日より同法人が運営する出版情報登録センター（以下JPRO）において、「マルチコンテンツ情報」の登録受付を開始しましたのでお知らせします。

JPROは、2015年1月に施行された電子書籍に対応した出版権を整備する「著作権法の一部を改正する法律」を端緒として、2014年12月に発足した出版業界のインフラです。
ここで登録された書誌情報、販促情報などのあらゆる出版情報は、書籍取次店、書店、国立国会図書館などに配信するほか、書店・図書館向けには「BooksPRO（https://bookspro.jp）」（運営：同社）として、一般ユーザー向けには「Books（https://books.or.jp）」（運営：同社）として、ウェブサイトに掲載しています。

今回拡張した「マルチコンテンツ情報」とは、元本が電子書籍版、オンデマンド版、オーディオブックなどに展開したことを表示する機能です。このマルチコンテンツ情報では、さらに単行本・文庫本・他社本なども異版（※）としてISBNで紐付けできるようにしました。
この情報をBooksに掲載することで、読者は読みたい作品を出版形態問わず探し出せるようになり、市場で入手が可能かどうかを判断する目安になります。
なかでも電子書籍版やオーディオブックの表示は、視覚による表現の認識が困難な人に対して、読書環境改善の一助になることも期待されます。さらに2022年度中には、Booksサイトそのものもウェブアクセシビリティ対応する予定です。

なお、この機能拡張は、2021年6月に公布された図書館関係の権利制限を規定する「著作権法の一部を改正する法律」、及び2019年6月に施行された「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律（いわゆる読書バリアフリー法）」に対応するものです。

（※）判型違い、オンデマンド版、他社刊行物等、元本と発行形態が変わるものを指します。


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