「車中の旅」を快適にするサービスに新たな選択肢～「東海道新幹線でDS」

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社（以下、NTTBP）は、東海旅客鉄道株式会社（以下、JR東海）が2010年7月17日より実施する『ニンテンドーゾーン』を活用した無料コンテンツ配信サービス『東海道新幹線でDS』において、無線LAN環境の構築およびコンテンツ配信について協力することになった。

今回のサービス提供エリアとなる東海道新幹線の5駅については、現在提供中の『インターネット接続サービス』で運用している既存の無線LANネットワークに『東海道新幹線でDS』サービス用の「SSID」（無線LANサービスの識別子）を追加設定することで、駅構内に新たな無線LANアクセスポイントを追加構築する必要がなくなる。またコンテンツの配信については、NTTBPが運営する情報配信プラットフォームが提供されることになっている。

ちなみに『ニンテンドーゾーン』とは、任天堂株式会社の提供する『ニンテンドーDS』のワイヤレス通信の機能を利用したサービスのこと。『ニンテンドーDS』シリーズ本体を持っていれば、その場所独自のオリジナルコンテンツ、DSソフトの体験版のダウンロード、ニンテンドーWi－Fiコネクションといったサービスが無料で利用できる。

技術の進歩により、東海道はある意味「普通」の移動区間となりつつあるが、時間の短縮化によってその過ごし方にも工夫が必要となってくる。ひと眠りするには短すぎるし、という方には、朗報といえる「オンラインゲームを気軽にできる環境つくり」。何を選ぶかは、あなた次第ということか。



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