ソニー株式会社は、業界初となる3D対応のデジタルサラウンドヘッドホンシステム『MDR-DS7500』を、2011年10月10日に発売する。
簡単・手軽に大迫力のサラウンドを
『MDR-DS7500』は、ワイヤレスで臨場感溢れるサウンドが楽しめるサラウンドヘッドホンだ。
本製品では、ヘッドホンでマルチチャンネルサラウンドと同等の音場を再現する「VPT(Virtualphones Technology)」が強化されており、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)を2セット使用した強大な演算能力で、臨場感溢れる3Dサラウンドを実現しているのだ。
さらに、業界初となる「ドルビープロロジックⅡz」デコーダが搭載されており、高さ方向の情報を持たない通常の2ch、5.1ch、7.1chの音声信号も、より立体的なサラウンド音場へと変換してくれる。
また、映画製作者が意図する音場を忠実に表現する「新シネマモード」、SCEゲームデザイナーの監修による「ゲームモード」、2chステレオ環境で人の声を聞き取りやすくする「ボイスモード」など、多彩なエフェクトが用意される。
音声の伝送には2.4GHz帯の無線が使用される。また、使用中に常時電波を確認し、電波妨害が起きる前に自動で空きチャンネルへと移動することで電波干渉を回避する「リアルタイムチャンネルセレクション機能」も用意されている。
なお、本体価格は49,350円、増設用のヘッドホンが24,675円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
本製品をテレビやレコーダー、ゲーム機などと接続することで、深夜でも大迫力のサラウンドが楽しめるのだ。もちろん、ヘッドホンだけで再現できるので部屋の広さは関係ない。3D音場の効果はどれほどなのか、興味深い製品である。
ソニー株式会社リリース
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