米調査会社IHSアイサプライ発表、部品代は旧DSより33%向上か
任天堂の最新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が日本で発売されたのが2月26日であり、欧州では3月25日、アメリカでは3月27日に発売した。
ニンテンドー3DSのアメリカでの評価を調べようと、アメリカ紙を確認していると興味深い記事を見つけたので紹介しよう。
ブルームバーグ紙、米調査会社IHSアイサプライ発表したところによると、ニンテンドー3DSの製造原価は100.71ドル(約8,200円)と分析。旧機種の「DSi」の75.58ドルから33%増えたという。
部品代は米国での販売価格の40.3%、立体表示の液晶パネルと、操作用のタッチパネルはいずれもシャープ製ニンテンドー3DSはアメリカで250ドルで発売されたわけだが、部品代は40.3%。組み立て費は2.5%。その他ライセンス料やソフトの費用だという。
もちろん、任天堂はこの分析の評価をコメントすることは避けたのだが、他の分析でも、ニンテンドー3DSの原価は100ドル辺りと分析されているところを見れば、この原価の信憑性は高い。
また、アイサプライは製造元にも言及。立体表示の液晶パネル、操作用のタッチパネルはいずれもシャープ製で、データ記憶用のNAND型フラッシュメモリーは韓国サムスン電子製だという。
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