ゲーム専門店「TVパニック」「ギャングスター」などが終了?「NESTAGE」が経営不振
株式会社NESTAGEが2010年8月12日付で民事再生手続開始の申立を大阪地方裁判所に申立てていたことがわかった。
同会社は、「TVパニック」「wanpaku」「COMG!」「ギャングスター」などゲーム専門店418店舗を運営していたが、第1四半期報告書で会計監査人から意見不表明を受けたこと、2日付で上場廃止となったことから、資金繰りの目処が付かなくなり、民事再生手続き開始の申立てを行った。
今回、構造改革を進めてきたが、業績の悪化、上場廃止が契機となり民事再生法の申請に至ったとのこと。
また、同業であるゲオとの間でスポンサー候補として資金提供、資本参加等の支援を行う旨の基本合意書を締結しており、「当初グループとの相互活用により再生の可能性は高いと判断している」とコメントしている。
株式会社NESTAGEが運営するゲーム専門店「TVパニック」は、2005年現在で約300店舗、「wanpaku」は270店舗、「COMG!」は2008年現在17店舗など、数多くの店舗でゲームファンたちを支えていた。
厳しい現実に、目を向けなければならない時が来たようだ。
株式会社NESTAGE民事再生手続開始申立てに関するお知らせ
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